アカウント型保険とは?


アカウント型保険とは?

CMやネットなどで、この言葉を目にした人もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ここでは、新しい保険の形「アカウント型」の医療保険について、説明していきましょう。

 

2001年、予定利率の低下をうけ、利率変動型の積立終身保険が続々販売されました。

 

明治生命の商品である「ライフアカウントL.A.(3年毎利差配当付き利率変動型積立終身保険)」がその皮切りだったため、この利率変動型を「アカウント型」と呼ぶようになったようです。

 

この利率変動型は、現在、多くの大手生命保険会社の主力商品となっており、会社や商品によって「自由設計型」「保険口座型」などの名称が用いられていますが、いずれも内容は同じです。

 

ごく簡単にいえば、

 

「利率変動型の積立貯蓄(主契約)」+「保障(特約)」
+「保障(特約)」
+「保障(特約)」

 

という形になります。

 

この「アカウント型」は、銀行の普通預金をイメージするとわかりやすいでしょう。

 

まず、自分の口座に入金し、そこから毎月の保険料を支払い、余った分は積立金となります。

 

積立金の引出は自由であり、保障内容の見直しも比較的簡単なのが特徴です。

 

利率変動型とは、契約時の利率で固定するのではなく、金利の変化に応じて、予定利率を見直していくということです。

 

市場の景気がよくなり、金利が上昇すれば、アカウント部分の利率もアップします。

 

逆に景気が悪化すれば、利率がダウンしてしまいます。

 

適応される予定利率には最低保証がありますが、将来の利率は正確に予測できないため、わかりにくいとされる一因になっているようです。

 

そこで、保険会社では、年1回、保険料や積立金額などを示したレポートを送付しており、契約者はそれをもとにして、保障内容をきちんと見直す必要があります。