赤筋と白筋という2種類の筋肉


赤筋と白筋という2種類の筋肉

あなたは、筋肉には“赤筋”と“白筋”という2種類の筋肉があることをご存知ですか?

 

鍵はその“2種類の筋肉”にあるんです。

 

では、これから“赤筋”と“白筋”の特徴を比較してみましょう。

 

赤筋(遅筋)

 

・持久力に関与
・筋肉は細いまま
・消費エネルギー大
・脂肪を消費
・長距離走・水泳等
・スマートな体型

 

白筋(早筋)

 

・瞬発力に関与
・筋肉は太くなる
・消費エネルギー小
・グリコーゲンを消費
・短距離走・投てき競技等
・マッチョな体型

 

 

あなたが“赤筋型”か“白筋型”を簡単に見分ける方法を紹介しましょう。

 

赤筋型
・どちらかと言えば長距離走が得意
・力は弱い方
・食べすぎてもあまり太らない

 

白筋型
・どちらかと言えば短距離走が得意
・力は強い方
・食べすぎるとすぐ太る

 

 

あくまでも目安として考えてください。

 

どうです?同じ筋肉なのに“赤筋”と“白筋”とではずいぶんと違うもんですね。

 

要するに、“とりあえずやせたい”・“スマートになりたい”人は“赤筋”を鍛えたほうがよく、“あくまでもマッチョにこだわる”人はこれに加えて、“白筋”を鍛えることが必要になるということです。

 

赤筋を鍛える方法としては“ウォーキング”や“水泳”等の“有酸素運動”が有効ですが、“筋トレ”でも鍛える事が出来ます。

 

軽めの負荷で回数を多くすれば赤筋に効果があります。

 

“筋肉モリモリにはなりたくないわ!”と“筋トレ”を敬遠している女性の方も多いと思いますけど、これならやる気になりませんか?

 

人間は遺伝的に見て、生まれつき赤筋の多い“赤筋型”と白筋の多い“白筋型”に分ける事が出来ます。

 

“赤筋型”はもともと消費エネルギーの高い赤筋が多いので、基礎代謝が高く脂肪をため込みにくいのに対して、“白筋型”は消費エネルギーの低い白筋が多いので、“赤筋型”と比べると、基礎代謝が低く、脂肪をため込み易くなっています。

 

“ダメじゃん、白筋型・・・。”

 

“ダイエット”というただひとつの観点から見れば、それは当たりです。

 

ですが、“遺伝だからしょうがないや”と思ってはいけません。

 

白筋が少なければ、白筋を鍛えるような運動をすればいいんです。

 

要は、自分に適した運動をすることで、基礎代謝を上げ、脂肪をつきにくい状態に体をもって行けばいいだけなんですから。

筋トレについての誤解

女性が“筋トレ”をしたからといって、普通の“筋トレ”であれば、筋肉モリモリになることは、まずありません。

 

それどころか、二の腕のたるみや、バストアップ・ヒップアップに効果的な“筋トレ”はそれこそ星の数ほどもあるんです。

 

“でも、女性ボディビルダーなんてすごいジャン!”

 

確かにスゴイですねぇ。

 

でも、あの人たちの努力は、並大抵の努力じゃないんですよ。あらゆるベクトルが全てその方向に向かっているんです。

 

食事・トレーニングはもとより、それこそ生活の全てが“大会”に向けたプログラムになっているんです。

 

スポーツクラブで週に2・3回、1・2時間筋トレをするのとは訳が違います。